AfterShokz Aeropexレビュー:完全防水の骨伝導ワイヤレスヘッドホン

AfterShokz Aeropex(アフターショックス エアロペクス)は、耳を塞がない骨伝導ヘッドフォンならではの開放感とランニングにも使える耐久性を両立させたヘッドホン。音楽を聴きながらランニングを楽しみたい人におすすめだ。周囲の音が聞こえるイヤフォンはこれまでにも使ったことがあるが、「AfterShokz Aeropex」は風切り音がゼロで音質も予想以上に良かった。

AfterShokz Aeropex

不定期で割引・ポイントキャンペーンを実施しているので、こまめにチェックしてみよう。僕は「プライムデー」に6,000円引きで購入した。

この記事の目次

完全防水の骨伝導ワイヤレスヘッドホン

今回紹介する「AfterShokz Aeropex」の特徴は以下のとおり。

最大の特徴は、耳を塞がない骨伝導ヘッドフォンならではの開放感と、激しい運動にも使える耐久性を両立させていること。

骨伝導は、こめかみ部分に装着して骨の振動で音を聴く技術。AfterShokzは骨伝導に関する高い技術を持っており、耳を塞がないオープンイヤーデザインの骨伝導ヘッドフォンの分野ではパイオニア的存在だ。

骨伝導ヘッドフォンなら音楽を聴きながら自動車のエンジン音や自転車が近づく音が聞こえるので、ランニング中に使用しても接触事故に遭うリスクは装着していない時と変わらない。

また、完全防塵かつ30分間の水没に耐えられる防水性能を持つため、汗でびしょ濡れになったり、水洗いしたりしても故障する心配はない。

さらに、まったく期待していなかった音質が予想以上に良くて驚いた。「AfterShokz Aeropex」は風切り音がない上、まるで耳の後ろに高音質スピーカーがあるかなような臨場感あふれるクリアなサウンドが楽しめる。

AfterShokz Airとの違い

骨伝導ヘッドフォンの分野においてAfterShokzは右に出る者がいないため、競合製品と呼べるものはない。以下は、「AfterShokz Aeropex」の基本仕様をAfterShokzの旧モデル「AfterShokz Air」と比較したもの。

AfterShokz Aeropex AfterShokz Air
発売 2019年7月 2017年10月
重さ 26g 30g
バッテリー 8時間 6時間
Bluetooth 5.0 4.2
防水性能 IP67認定 IP55認定
骨伝導テクノロジー 第7世代 第5世代
定価 19,998円 15,268円

スペックの違いは一目瞭然。さらに音漏れを50%抑えているので、日常で使うことを考えても「AfterShokz Aeropex」を選んだ方が賢明だ。

周囲の音を取り込めるワイヤレスイヤフォンは「AfterShokz」以外にもあり、過去にいくつか利用してみたが、「Jabra Elite Active 75t」のヒアラブル機能は風切り音が気になるし、「ambie wireless earcuffs」は音質がイケていなかった。

耳から後ろに装着

それでは「AfterShokz Aeropex」を詳しく見ていこう。

以下はパッケージの表面。

右上には「VGP2021金賞」のシールが貼ってある。これは国内最大級のオーディオビジュアルアワードで金賞を受賞したことを意味するが、「骨伝導イヤホン(1万円以上2万円未満)」というかなり細分化されたカテゴリでの金賞になる。

ヘッドホン本体と付属品。

さらにおまけで防水仕様のウエストポーチが付いてきたが、これはあまり出番がなさそう。

ヘッドホン本体

こちらがヘッドホンの本体。カラーは4色あり、今回はグレー色の「Lunar Grey」を選んだ。

右側にはマイクの穴がある。

左側には音楽再生や通話の操作に使うマルチボタンがある。

さらに右側には、音量・電源ボタンとマグネット充電端子を配置している。マグネット充電端子の近くにバッテリー残量などを表示するLED表示がある。

本体の重さは実測値でも26gだった。

付属品

付属品は、専用ケース、耳栓、取扱説明書、充電用USBケーブル2本。

充電

充電の際は、付属の充電用USBケーブルをマグネット充電端子に装着する。充電中はLED表示が赤色の常時点灯、充電完了で青色になる。


接続と操作

使い方は簡単。充電が完了したら、スマートフォンなどBlutetoothに対応した音源にペアリングして接続する。

接続が確立できると、ヘッドホンのマルチボタンや音量ボタンから操作することもできる。

装着

ヘッドフォンは耳たぶにかけて装着する。その際に、骨伝導の装置がこめかみ部分に密着させることが重要。


左右の装置をつなぐフレームには耐久性と弾力性に優れたチタンを内蔵し、絶妙なフィット感を生み出している。フレームが頭部や首に直接当たらないので、皮膚を痛める心配もない。

AfterShokz Aeropexの評価

ここからは実際に「AfterShokz Aeropex」を使ってみて気づいた点をまとめていく。

メガネをしても大丈夫

僕は近眼なのでランニング中は度付きのスポーツメガネを着用しているが、メガネと「AfterShokz Aeropex」の同時着用が可能。

驚くほど軽い

装着しているのを忘れてしまうほど軽い。 肌に密着するのは、こめかみの部分と耳たぶだけなので、そもそも付けているという感覚があまりない。

音質が良い

まったく期待していなかったが、音質は素晴らしい。周囲の音が取り込める状態で音楽を聴くと、空気の流れで音が割れたり、風切り音が入ってきたりするが、「AfterShokz Aeropex」は骨の振動で音楽を聴いているので、いわゆる雑音や音の劣化を感じない。

今回はランニング中に「Elgar: The Music Makers」を聴きながら走ったが、弦楽器から声楽までのディテールがしっかりと聴き取れ、クライマックスでは臨場感あふれるサウンドが楽しめた。

ガーミンウォッチからも音楽が聴ける

音楽ストリーミングに対応しているガーミンのランニングウォッチであれば、「AfterShokz Aeropex」とガーミンを連携して、スマートフォンなしで音楽が楽しめる。ただし音質はスマートフォンに接続した方が断然良い。

通話もできる

ランニング中に妻に電話をかけてもらった。バイブレートするので着信を見落とすことはない。通話も普通にできたが、音量を大きくしても音はやや聞こえづらかった。回線の問題なのかもしれないが。

充電端子の耐久性が心配

唯一心配なのが、むき出しになっているマグネット充電端子。一応、漏電防止用のアラート機能が付いているので漏電は心配ないが、金属部分が常に汗や水しぶきにさらされるとサビの原因になる。キャップがあれば良かったのに。

わずかながら音漏れはする

骨伝導ヘッドホンは振動を通して音を伝達するため、ヘッドフォンに耳を近づけると、わずかながら音が聞こえてくる。満員の通勤電車や静かな職場で使うのは音漏れが怖い。

長時間のランニングにおすすめ

僕は走りに集中したいタイプなので、ランニング中に音楽を聴くことはあまりない。しかしジョギングで長距離を走るLSDでは、音楽を聴いて走るのも悪くないなと思った。「AfterShokz Aeropex」なら長時間装着しても痛くならないし、バッテリーも余裕で持つ。

AfterShokz Aeropex

不定期で割引・ポイントキャンペーンを実施しているので、こまめにチェックしてみよう。僕は「プライムデー」に6,000円引きで購入した。

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