
「上尾シティハーフマラソン」で360人が1時間10分切り
→先週末、埼玉県上尾市で行われた「上尾シティマラソン」。日本陸連公認のハーフマラソンの部は、箱根駅伝のランナーなど全国のトップランナーが参加する大会として有名です。
そんな「上尾シティマラソン」に、カナダのスポーツメディアが面白い反応をしています。
日本のハーフマラソン大会でなんと360人が1時間10分切り
Japanese half-marathon sees a jaw-dropping 360-plus runners break 1:10 – Canadian Running Magazine
日本のとあるハーフマラソン大会で、360人ものランナーが1時間10分の壁を超えた。うち197人は66分以内にフィニッシュしている。(…)一方、カナダには1時間10分以内でハーフマラソンを完走した人は42人しかいない。66分以内で走れる人だと5人に絞られる。(拙訳)
360人が1時間10分切りって、世界の常識から考えたら異常ですよね。なぜ、日本にはハーフマラソンのトップランナーがこんなにいるのか? やはり「駅伝」の影響が強いですね。記事でも、駅伝は日本で最も人気のロードレースのひとつとして紹介されています。
実際に「上尾シティマラソン」には、箱根駅伝常連校が数多く参加しますからね。結果を見ても、早稲田大学の武田凜太郎さんが1時間1分59秒で優勝。2位は山梨学院大の上田健太さん、3位は東海大学の鬼塚翔太さん、と上位3位を独占しています。
全員が駅伝ランナーとは限りませんが、大学生男子の部(学連登録者)が428人も完走しているんですね。すごい!