
【ブログ運営】アマゾン ウェブ サービス(AWS)へお引越し
→この記事では、WordPressブログをアマゾンウェブサービス(AWS)に移行した事例を紹介します。この度、マラソンブログ「ともらん」をAWSの仮装クラウドサーバー「Amazon Lightsail」に移行しました!
これまでのブログ運営歴
僕が「ともらん」の前身であるマラソンブログを開設したのは2016年。かれこれ4年以上も運営しています。
これまでの運営歴をまとめると、こんな感じです。
- 2016年8月:「はてなブログ」でブログ開設
- 2017年1月:「AWS EC2」+WordPressへ移行するも、挫折
- 2017年1月:「wpXクラウド」+WordPressへ移行
- 2020年4月:「Amazon Lightsail」+WordPressへ移行
実は、一度AWSは試したことがあるのですが、設定が難しすぎて断念した経緯があります。
以来、WordPress専用サーバーで有名な「wpXクラウド」を利用してきました。レンタルサーバー国内大手のエックスサーバーが運営するサーバーです。
AWSへ移行した理由
今回AWSヘ移行した理由は、2019年10月に「wpXクラウド」の新規受付が終了し、長期的な機能改善・サポートが見込めなくなったことです。
「wpXクラウド」の後継サービスである「wpX Speed」に移行する選択肢もありましたが、自分の勉強を兼ねてAWSへの移行を決めました。
また、過去に一度「EC2」で挫折しているので、いつかはAWSでリベンジしたい!という気持ちもありました。
幸い、今は「Amazon Lightsail」という、よりシンプルな仮装クラウドサーバーもあります。今回は「Amazon Lightsail」のインスタンスにWordPressを起動して、ブログを運営することにしました。
「Amazon Lightsail」の使い勝手
以下は、「Amazon Lightsail」でWordPressブログを立ち上げてみた感想です。
サイトの立ち上げは簡単
契約をしてから、わずか15分間でWordPressサイトを立ち上げることが出来ました。インスタンスにWordPressを紐づければ、ソフトウェアをインストールする必要もなく、すぐにログインができます。
ただし、一部、コマンドプロンプト(テキストだけで指示する黒い画面)での操作が必要です。
以下は、サイトの立ち上げの流れです。
- インスタンスの作成
- WordPressの起動
- 静的IPアドレスの設定
- ドメインのネームサーバー変更
SSL証明は手間がかかる
一方で、SSL化には予想以上に手間取りました。SSL化とは、わかりやすく言うと「http://」を「https://」にして、サイトへより安全に接続するための設定ですね。
SSL化の方法はいくつかありますが、今回は「Amazon Lightsail」の機能のひとつであるロードバランサーを使いました。その「SSL証明」を設定するところで数時間格闘しました。
また、ロードバランサーを使うデメリットとしては、月18ドルのコストが挙げられます。本来は負荷分散のため機能ですが、SSL化のためだけに使うのはもったいない気がします。
まとめ
以上、WordPressブログをアマゾンウェブサービス(AWS)に移行した事例を紹介しました。今後とも「ともらん」を宜しくお願いします!