
自分に合うランニングシューズは、厚底でも薄底でもなく「幅広」だった
→先日、日本から遠く離れたアメリカのニューヨークシティマラソンを走りならがら、「自分に合うランニングシューズの条件って何だろう?」と考えていました。
僕は毎年、十数足のランニングシューズをすべて自腹で購入しています。中には優れたシューズでも、自分の足に合わないものもあります。
例えば、Onのクラウドフラッシュ(CloudFlash)。
当時参加したフルマラソンとハーフマラソンで自己ベストに貢献してくれましたが、サイズやフィッティングが合わず、たった2回履いただけでお蔵入りとなりました。
もちろん、シューズに罪はないです…。
そんな失敗を繰り返しながら、最近ようやく、自分に合うランニングシューズの条件が見えてきた気がします。
横幅にゆとりがあるシューズ
僕がランニングシューズ選びで、絶対に譲れない条件がひとつだけあるとすれば、それは、横幅にゆとりがあること。
つまり、ワイドタイプのシューズということです。
自分の足は横幅があるので、通常タイプだと多くの場合、足指が圧迫されがちです。足指が窮屈だと、接地の際にフォームをベストな状態に保てなくなります。
また、足指が圧迫されると黒爪の原因にもなります。
横幅にゆとりのあるワイドタイプなら、足指が圧迫されずに、自分の理想的なランニングができます。
そのことを、ニューヨークシティマラソンを完走して、確信しました。
ニューヨークシティマラソンはミズノの「ウェーブエンペラー」を履いて走りました
今回ひとつ確信したこと。それは、自分にとって厚底 vs 薄底よりも、横幅にゆとりがあることがシューズ選びで重要ということ pic.twitter.com/rnc3FX5EWj
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) November 5, 2019
ただし、バリエーションが少ない
これまでもランニングシューズを購入する際は「ワイドタイプ」を選んできました。
最近だと、ナイキのペガサス36や、ミズノのウェーブライダー23がワイドタイプです。
今日のランは、ロード14km+クロカン10km=24km。クロカンは木陰の多い「見沼自然公園」にて
ペースは4'45/km。今日はナイキ「ペガサス36」のキレが良かった😆✨✨https://t.co/7PMSnZSAuW pic.twitter.com/MMfbYfE9te
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) August 25, 2019
ニューヨークシティマラソンや、人生初のサブ3を達成した東京マラソンで履いたシューズも、ミズノのウェーブエンペラー3のワイドタイプ。
#東京マラソン2019 は雨だったので、シューズはミズノの「ウェーブエンペラー3」を召還
昨年の長野マラソンの時も雨だったけど頑張ってくれたよね
そして今回も期待を裏切らず、というか期待を上回り、サブ3に導いてくれて有難う
あまり目立たないシューズだけど、君の実力はちゃんと理解してるよ pic.twitter.com/44iXycB6PP
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) March 3, 2019
ワイドタイプが自分の足に合うことは分かっているのですが、問題はバリエーションが少ないこと。まず、ランニングシューズによっては、ワイドタイプを用意していないものもあります。
ワイドタイプがあったとしても、自分が好きなカラーが用意されていないケースも多いです。
僕の長距離ランの定番シューズである、ホカオネオネのクリフトン6も、ワイドタイプは地味なカラーしか選べませんでした。今となっては、味のあるカラーで気に入っていますけどね。
#ホカオネオネ の新シューズ「クリフトン6」を履いてランニングしてきました
「クリフトン5」に比べると、スティッチデザインによりホールド感が向上。靴底のラバーもボリュームが増えてグリップ力が増しています
やや幅狭な設計なので「クリフトン6」はワイドタイプにして正解でした! pic.twitter.com/zwFlZFwAfb
— tomo✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) June 10, 2019
通常タイプでも、中には自分の足幅にフィットするものもあります。しかし、多くの場合は足指(特に小指)に圧迫感を感じます。
それが5kmや10kmだったら問題ないのですが、ハーフマラソンやフルマラソンなどの長距離になると、ほんの少しの違和感が大きなストレスになります。
そう考えると、僕の場合はランニングシューズの選択肢が最初から狭まってしまいます。
それでも、自分の足に負担をかけないことが大事
とはいえ、究極的には、自分の足に負担をかけないランニングシューズを履くことが何よりも大切です。
そのことを肝に銘じながら、これからもいろんなランニングシューズとの出会いに期待します!
さいごに
フィッティングが大事と頭では分かっていても、オシャレな最先端のシューズに惹かれてしまうんですよね。。それがランニングシューズの魔力。