
【解説】Garminのトレーニング支援アプリ「Garmin Sports」の使い方
→2019年9月より、Garminの従来のトレーニング機能が「Garmin Sports」として生まれ変わりました。プロが監修したトレーニングプランをGarminランニングウォッチに転送し、手元でワークアウトが実行できます。
この記事では、「Garmin Sports(ガーミンスポーツ)」の機能・使い方をわかりやすく解説します。
Garmin Sportsで出来ること
Garmin Sports(ガーミンスポーツ)は、Garminスマートウォッチの世界的企業のGarmin社が運営するトレーニング支援アプリ。
従来の「Garmin Connect」にあったトレーニング機能を独立させ、Garminユーザのために、目的に見合ったトレーニングプランを提供しています。
Garmin Sportsで出来ることは以下の3つです。
- トレーニングプランに参加できる
- 練習内容をガーミン時計のワークアウトに転送できる
- コンペティション(バーチャルレース)に参加できる
例えば、「サブ4に向けた13週間のマラソントレーニング」など、プロが作った練習メニューをGarminランニングウォッチに簡単に取り込めるようになりました。
最新のデジタル技術を駆使して、自分のペースでパフォーマンスを上げたい方におすすめです。
Garmin Sportsの対応機種はGarmin公式サイトで確認できます。
初期設定
アプリをダウンロード
ガーミンスポーツは、ウェブサイトまたはスマートフォンのアプリで利用できます。UXやガーミン時計の連携を考えると、アプリのほうがおすすめです。
アカウントを用意
Garmin Sportsは、 Garmin Connectのアカウントでログインできます。
ワークアウト設定
身長・体重・生年月日など、一部データはガーミンコネクトから引き継がれますが、心拍ゾーン・ペースゾーン・アクティビティクラスなどは入力する必要があります。
使い方
Garmin Sportsには「ワークアウト」と「コンペティション」の機能があります。
ワークアウト
Garmin Sportsでは、初心者から上級者まで、さまざまなレベルに応じたトレーニングプランが用意されています。
減量、持久力向上、スピード強化、タイムトライアル、フィットネス、基礎体力作りなど、目的に沿ったワークアウトが選べます。
例えば、持久力向上を目的とした「フル対策 ロングインターバル 5000*3」はこんな感じです。
自分に合ったワークアウトが見つかったら、「ワークアウトをディバイスに送信する」をタップするだけで、連携しているガーミン時計にデータを送ることができます。
自分で作ったワークアウトを送信する機能はこれまでもありましたが、ガーミンスポーツでは、プロが作ったワークアウトを探してガーミン時計に取り込むことができます。
早速、「フル対策 ロングインターバル 5000*3」をForeAthlete 945に取り込んでみました!これなら、ガーミン時計ひとつでワークアウトを行えます。
他にも、13週間でサブ4を目指すプランや、マラソン目標達成9月メニューなど、カリキュラム形式のワークアウトも利用できます。
日々の練習のモチベーションを上げるために活用できそうですね!
コンペティション
他にも、練習のモチベーションを上げるための機能として、ガーミンスポーツには「競技」を意味する「コンペティション」があります。
ユーザ同士が同じ目標に向かい、ランニング形式のバーチャルレースに参加できる仕組みです。ストラバ(Strava)にもある機能ですね。
コンペティションの種類は、ラン・バイク・スイム・ウォーキングから選べ、公式のイベントもあれば、ユーザ主催の集いもあります。
例えば、ランの中には、「第3回松本マラソン」のコンペティションがありました。コンペティションの参加者は、順位を確認したり、ディスカッションしたりすることができます。
まとめ
以上、「Garmin Sports(ガーミンスポーツ)」の機能・使い方をわかりやすく解説しました。
2019年9月より、Garminの従来のトレーニング機能が「Garmin Sports」として生まれ変わりました。プロが監修したトレーニングプランをGarminランニングウォッチに転送し、手元でワークアウトが実行できます。