
【ホカオネオネ】クリフトン 7|CLIFTON 7 徹底レビュー
→クリフトン 7(CLIFTON 7)は、ホカオネオネのロード用ランニングシューズ。最適ペースは5:00/km前後で、ロードランニングで距離を踏む練習をするランナーにおすすめしたい。ちなみに僕は20km〜30km走の練習で使うことが多い。
クリフトン 7の特徴
クリフトン 7の特徴は以下のとおり。
- 抜群の衝撃吸収と適度な反発力を兼ね備えた超厚底クッション
- フィット感を高めたシューレースシステムとアンクルパッド
- 着脱しやすい一体型のプルタブ
- 重さは232g(メンズ25.5cm)
- ドロップは5mm
- 定価は税込17,800円
- ワイドタイプあり
最大の特徴は、超厚底・超軽量のミッドソール。足への衝撃を吸収しながら軽やかなフットワークを実現することで、長時間でも疲れずに走り続けることができる。
ホカオネオネのベストセラー「クリフトン」シリーズは僕の長距離走の練習には欠かせないパートナーだ。クリフトン 5から愛用しており、毎年新作を買い足している。
我が家のホカオネオネのクリフトン四兄弟。上から「クリフトン5」「クリフトン6」「クリフトンエッジ」、そして発売されたばかりの「クリフトン7」
レビュー記事→ https://t.co/AU8siR4n2X pic.twitter.com/4PQ6YC4XAV
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) August 1, 2020
クリフトン 7のスペック
クリフトン 7のスペックは以下のとおり。シリーズ前作の「クリフトン 6」と、2020年6月に発売されたばかりの「クリフトンエッジ」と比較する。
クリフトン 7 | クリフトン 6 | クリフトンエッジ | |
---|---|---|---|
発売 | 2020年7月 | 2019年9月 | 2020年6月 |
重さ | 247g(27.0cm) | 255g(27.0cm) | 252g(27.0cm) |
ドロップ | 5mm | 5mm | 5mm |
ミッドソール | フルコンプレッションのEVAミッドソール | EVAミッドソール | 超軽量で復元力の高い新しいフォーム |
アッパー | オープンエンジニアードサンドイッチメッシュ | メッシュ+プルタブ | メッシュ+プルタブ |
アウトソール | 摩擦の多い部分にのみラバーを配置 | 摩擦の多い部分にのみラバーを配置 | ラバーEVAブレンド |
クリフトン 6からマイナーアップデート
シリーズ前作のクリフトン 6から進化したポイントは、ミッドソールの反発力が増してスピードが出しやすくなったこと、シューレース・システムの改善によりフィット感が向上したことが挙げられる。着実な進化という意味で、クリフトン 6のマイナーアップデートという位置付けだ。
クリフトンエッジからはプルタブを継承
同じ「クリフトン」シリーズのクリフトンエッジはスピンオフという位置付けなので、クリフトン 7とは異なる設計思想を持つ。唯一、クリフトンエッジで使い勝手の良かったプルタブがクリフトン 7にも採用されている。
重さは232g
メンズ25.5cmワイドタイプの重さは実測値で232g。このボリューム感でこの軽さは驚異的。クリフトン 6のメンズ25.5cmワイドタイプは244gだったので、12gの減量になる。
クリフトン 7の外観
ミッドソールにはフルコンプレッションのEVAミッドソールを採用し、ホカオネオネならではのクッションニングを実現。まるでマシュマロのように柔らかく、適度な反発力がある。爪先とカカトが反り上がった弓のような構造により、転がるように前進する。
アッパーには、オープンエンジニアードのサンドイッチメッシュを採用し、優れた通気性と快適性を実現。
足首が当たる部分には柔らかい素材のアンクルパッドを配置。垂直に伸びたプルタブによりシューズの着脱がしやすくなった。
シューレース(紐)周りもシリーズ前作のクリフトン 6から進化したポイント。紐がキュッと締まり、足首周りのフィット感が向上している。
アウターソールはボコボコした立体構造が特徴。ちょうど真ん中の部分が空洞になっており、アーチ構造が着地の衝撃を和らげてくれる。
フォアフットとカカトを中心に耐摩耗のラバーが配置されており、耐久性を高めています。
インナーソールには、立体構造でクッション性に優れた素材が使われている。
クリフトン 7のサイズ感
クリフトン 7のサイズ展開は以下のとおり。
- メンズ:25.0〜30.0cm
- レディース:22.0〜25.0cm
普段のランニングシューズ選びでは25.5cmか26.0cmで迷うが、クリフトン 7は25.5cmのワイドタイプ(幅広)でサイズ感がちょうど良かった。
クリフトン 7の耐久性
後日、クリフトン 7の状態をアップデートする。
クリフトン 7の評価
クリフトン 7を実際に履いてみて気づいたことをまとめていく。
シューレース・システムが改善
シューホール(紐を通す穴)が補強され耐久性が増した上に、シューレースの締まりが良くなり、足首の安定感が確実に高まっているのを感じる。
ホカオネオネ「クリフトン7」は、シューレース・システムが進化している。紐がキュッと締まるこの感じがクセになる!
レビュー記事→ https://t.co/AU8siR4n2X pic.twitter.com/Ei1pXK5d1o
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) August 1, 2020
最適ペースは5:00/km前後
クリフトン 6に比べてミッドソールの反発力が増したため、スピードが出しやすくなった。5:00/km前後が最も快適に走れるペースだと感じる。
ロードでの長距離走でも疲れない
クリフトン 7を履いて何度か20〜30km走を走ってみたが、走った後に疲労を感じないのがこのシューズのすごいところ。疲れにくいシューズは怪我もしにくい。練習で距離を踏みたい人には自信を持ってクリフトン 7をおすすめしている。