アイスバッテリー レビュー:手のひらを1時間以上冷やせる保冷剤

手のひらを冷やすと深部体温が下がり、熱中症予防に有効だと言われている。今回購入した「アイスバッテリー フレッシュ」は、手のひらにギリギリ収まるサイズで、冷却機能が1時間以上持続する優れもの。暑い夏のランニングに役立ちそうなので、注意点なども含めて詳しく紹介する。

アイスバッテリーフレッシュ

この記事の著者:とも(tomo)

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この記事の目次

手のひらを1時間以上冷やせる保冷剤

アイスバッテリー フレッシュ」の特徴は以下のとおり。

最大の特徴は、手持ちできるサイズで最低1時間は冷たさが続くこと。実際に気温30℃の環境でランニングの際に手持ちで使用してみたら、1時間経過しても冷たさを感じることができた。

普通の保冷剤だと同じサイズでも30分持てば良い方だろう。「アイスバッテリー フレッシュ」はゆっくりと個体から液体に溶けていくので、冷却機能が長持ちする。

表面20℃、裏面10℃

ちなみにロゴ入りの白い部分には断熱材が入っているため、表面温度は20℃とそこまで冷たくない。青い部分は10℃なので、裏表をひっくり返せば温度調整ができる。

コアクーラーとの違い

手のひらを冷やせる保冷剤といえば、昨年発売された、当ブログでも紹介したデサントの「コアクーラー」がすぐに思い浮かぶ。保冷時間は約30分。

デサントの「コアクーラー」

「コアクーラー」は、シャープが開発した特殊な保冷剤「TEKION」を採用。手のひらを適温(12℃)で冷やすことで、深部体温を下げて熱中症予防ができる画期的な商品だ。

「アイスバッテリー」は保冷剤のみ

デサントの「コアクーラー」は保冷剤を手に装着するバンドが付属しているが、「アイスバッテリー」は保冷剤のみ。ランニングで使用する際には、手で握る必要がある。

サイズが大きい分、冷たさが長持ちする

「アイスバッテリー」は「コアクーラー」よりも二回り以上大きいが、その分、冷却機能は「アイスバッテリー」の方が優れており、保冷期間は「コアクーラー」の2倍の1時間は持つ。ちなみに重さは実測値で179gだった。

冷凍庫で10時間以上冷やしてから使う

今回は、片手に1つずつ使えるように「アイスバッテリー フレッシュ」を2個購入した。

パッケージは至ってシンプル、というかちょっとダサさを感じる。海外市場を意識しているのが英語が目立つ。

自宅のプリンターで印刷したかのようなペライチの取扱説明書が同梱されている。

本体のカバーはポリウレタン製。アイスノンに使われている素材と同じで、清潔感があり、繰り返し洗って使いまわせる。パッケージはお粗末だが、本体のクオリティは高そうだ。

中身の成分は水、塩化ナトリウム、ゲル化剤。日本製で、アイ・ティ・イー株式会社と、まつうら工業株式会社が販売元となっている。

使い方

アイスバッテリー フレッシュ」の使い方は以下のとおり。

アイスバッテリーの評価

ここから実際に「アイスバッテリー フレッシュ」を真夏のランニングで使用して気づいた点をまとめていく。

手持ちでも1時間は冷たい

今回は気温31℃で保冷効果がどれくらい続くのか検証してみた。結論からいうと、手持ちで1時間使った後でもまだ冷たさが残っていた。

冷凍庫から取り出すとカチカチの個体だが、30分経過で個体から液体に変わり始め、45分経過で8割が液体、60分経過でわずかながら個体が残っていた。

ただし握りっぱなしだと冷たすぎ

特に最初の30分の冷却能力が半端なく強い。というか、冷たすぎるので2分以上握り続けるのは厳しい。

その場合は、断熱材入りの白い部分を当てると良いと取説には書いてあるが、こちらは冷たさを感じない。つまり冷却能力が弱すぎて使い物にならない。

結局、右手と左手で1分ずつ交互に使うとちょうど良いことが分かった。なので2個同時に手持ちはない。

身体に密着させればもっと持つ

というわけで、残りの1個はウエストベルトに入れておいた。こちらは身体に密着しているので、個体から液体に溶けるスピードが手持ちよりも遅かった。1時間経過した後でも、個体が3割ほど残っていた。

バックパックで背負うのが良さそう

とはいえお腹を冷やしても仕方ないので、タオルに包んで首筋に当てるか、バックパックに入れて背中に当てたほうが熱中症予防には良さそうだ。次回は「サロモン AGILE 2 SET」の背面に入れてみようともう。

もちろんアイシングにも使える

最後に、「アイスバッテリー フレッシュ」は手のひらだけでなく、身体のいろんな部分を冷やすことができる。もちろん、アイシングとして脚を冷やすことも可能だ。

アイスバッテリーフレッシュ