筋力を測定する「ロコモ度テスト」は意外と侮れない

運動能力の低下した状態を表す「ロコモティブシンドローム」を予防するために、「ロコモ度テスト」があります。定期健康診断でロコモ度テストを受けてきましたが、想像以上に難しかったです。

この記事では、「ロコモ度テスト」の特徴や実践方法について紹介します。

今日は年に1度の定期健康診断に行ってきました。血液検査の採血が終わると、看護師さんが「次はロコモ度テストです」と一言。

状況がまったく飲み込めないまま、スポーツインストラクターの格好をした女性の指示に従い、人生初のロコモ度テストを体験してきました。

ロコモ度テストとは?

ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略称。日本整形外科学会のホームページに詳しく書いてありました。

日本整形外科学会では、運動器の障害による移動機能の低下した状態を表す新しい言葉として「ロコモティブシンドローム(以下「ロコモ」)(locomotive syndrome)」を提唱し、和文は「運動器症候群」としました。Locomotive(ロコモティブ)は「運動の」の意味で、機関車という意味もあり、能動的な意味合いを持つ言葉です。運動器は広く人の健康の根幹であるという考えを背景として、年をとることに否定的なニュアンスを持ち込まないことが大事であると考え、この言葉を選びました。

立つ、歩く、といった移動機能は年齢とともに少しずつ衰えていきます。ロコモ度テストは次の3つのテストを通して、自分の移動機能を把握するための筋力測定テストです。

  1. 立ち上がりテスト
  2. 2ステップテスト
  3. ロコモ25(問診)

やろうと思えば自宅でも簡単にできるので、興味がある方はロコモティブシンドロームの公式サイトを参考にしながら試してみましょう。

想像以上に難しい

立ち上がりテストでは、下肢筋力を測定。イスに座った状態から片脚または両脚で立ち上がれるかどうかで程度を判定します。両脚だと余裕で立ち上がれましたが、片脚だと立ち上がった後にバランスを取るのが想像以上に難しかった…。

画像は公式サイトより

2ステップテストでは、できる限り大股で2歩歩き、歩幅を測定して歩行能力を総合的に評価します。大股で歩くと着地が不安定になるので、これもバランスを取るのが難しかったです。

ビデオを観ると分かりやすいです。

最後のロコモ25では、問診を通してからだの痛みや日常生活で困難なことがないかチェックします。今回の健診では問診票に含まれていました。公式サイトでもアンケート形式でテスト出来ます。

テストを受けて気づいたこと

今回のロコモ度テストは、移動能力という点では問題なく、無事にパスしました。

しかし、立ち上がりテストと2ステップテストの結果を自分なりに分析すると、バランス感覚が低下していることに気がつきました。片脚で着地するときに身体がフラついたのは非常にショックでした。ランニング中は同じ動作を何万回も難なく繰り返しているのに、スローモーションだと出来ないなんて…。

逆にいうと、これまで着地が不安定な状態でランニングを続けてきた、とも考えられます。最近、アキレス腱を痛めたのも、もしかしたらこれが原因なのかもしれません。

ランニングフォーム改善のヒントが得られた気がします。

公式サイトでは、移動能力を鍛える「ロコトレ」も紹介しています。たった2つの運動を毎日続ければ良いそうです。

  • 片脚立ち(左右1分ずつ、1日3回)
  • スクワット(深呼吸をするペースで5〜6回、1日3回)

これならスキマ時間にできそうですね!

まとめ

以上、「ロコモ度テスト」の特徴や実践方法について紹介しました。

運動能力の低下した状態を表す「ロコモティブシンドローム」を予防するために、「ロコモ度テスト」があります。定期健康診断でロコモ度テストを受けてきましたが、想像以上に難しかったです。

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