
【ニューバランス】ハンゾー V2|HANZO V2 徹底レビュー
→この記事では、2018年12月に発売されたNew Balance(ニューバランス)のランニングシューズ「Hanzo V2(ハンゾー V2)」の特徴・評価・耐久性について解説します。
伝説のシューズ職人の三村仁司氏が率いるM.Lab(ミムラボ)が開発を手がけており、最近のトレンドである「厚底シューズ」とは一線を画す、New Balance最速マラソンシューズです。
足の細やかな動きや感覚を鍛えたいランナーにおすすめです!
Hanzo V2を選ぶ理由
今回紹介する「Hanzo V2(ハンゾー V2)」の特徴は以下のとおり。
職人が作ったシューズ
「伝説のシューズ職人」として知られる三村仁司さんが「HANZO V2」の開発に携わっています。
世界のトップアスリートのランニングシューズを数多く手がけたレジェンドがどんなシューズを作るのか?個人的にとても興味があります。
また、三村さんは著書『一流はなぜ「シューズ」にこだわるのか』の中で、ケガしないシューズが最強であると語っています。怪我をせずに練習量を増やせるランニングシューズであれば、ぜひとも履いてみたい。
厚底ではないレースシューズ
ナイキの厚底シューズは今やマラソン界におけるスタンダードになりつつあります。僕も「Nike Zoom Fly Flyknit」などの厚底シューズを愛用しているので、その魅力はよくわかります。でも、それとは別のシューズも履いてみたい。というわけで、「Hanzo V2(ハンゾー V2)」を買おうと決めました。
外観と仕様
それでは、「Hanzo V2(ハンゾー V2)」を詳しく見ていきましょう!
「HANZO V2」のラインアップは2つあります。
- フルマラソン「サブ2.5前後」 → HANZO S
- フルマラソン「サブ3前後」 → HANZO R
僕はこれからサブ3を目指すので、「HANZO R」を選びました。
初めてシューズの箱を手にした時の印象は「あれ、中身は空っぽ?」でした。何も入っていないんじゃないかと思うくらいの軽さに驚きました。
実際に計ってみると、メンズ25.5cmの重量はわずか170gでした。自分史上最軽量のランニングシューズです。
外観はこのような感じです。
横(外側)から見た写真。ミッドソールがコンパクトにまとまっていますが、決して「薄底」ではないことに注目。
横(内側)から見た写真。
上から見た写真。特徴は、アキレス腱まわりの素材。厚く膨らんでしっかりサポートしてくれそうです。
タン(上部)の部分には、「HANZO」のロゴマークがしっかりとプリントされています。
下から見た写真。
フォアフットはかなりのグリップが効きます。まるで地面に張り付くような感じです。
履いてみた感想
実際に「Hanzo V2(ハンゾー V2)」を履いてみた感想です。
ファーストインプレッション
まずは、5:30/kmのペースでウォームアップを2km。それから、4:00/km前後のペースで 1kmのインターバルを3本。
今回購入した「R」モデルは、フルマラソンの目標タイムがサブ3前後。ペースとしては、4:00〜4:30/kmが目安になると思います。
第一印象としては、ランニングシューズを履いているのかわからないぐらい、裸足に近い感覚で走れました。
ヒールカップからアキレス腱まわりのサポートがしっかりしています。それ以外は通気性と伸縮性に優れたアッパー素材のおかげで、シューズの中でも割と自由に足を動かせます。一点注意が必要なのは、シューレースをきつめに結かないと足がしっかり固定できないこと。
ミッドソールはもっと薄いかと思いましたが、そこそこ厚みがあります。クッショニングは固めでクッション性と反発性のバランスがちょうど良い感じ。ペースを上げても安定性がしっかり保たれます。
フォアフットまわりは、強力なグリップのおかげで着地のたびに地面に張り付くような感じがします。それでいて足指は自由に動かせるので、1本1本の神経が研ぎ澄まされる感覚が非常に快適です。
厚底シューズを履くと足が自然と前に出ていきますが、「Hanzo V2(ハンゾー V2)」は着地も蹴り出しも、自由自在にコントロールできます。
高根沢元気あっぷハーフマラソン
デビュー戦は、ハーフマラソンでした。自然と脚が前に出る「ナイキ ズーム フライ フライニット」とは異なり、自分の走りをコントロールしやすい印象を受けました。
#ニューバランス の「HANZO V2」を履いてハーフマラソンを完走🏃
自分の走りをコントロールしやすいシューズ。特にフォアフットまわりは高感度センサーを装着しているような感じ。地面の状態が手に取るようにわかる
まだ30kmしか走っていませんが、耐久性はありそうです。 pic.twitter.com/0IZeAfyZNv
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年1月13日
深谷シティハーフマラソン(10kmの部)
10kmのレースでも履いてみました。個人的には、ハーフよりも10kmのほうが「Hanzo V2」の力を引き出せそうです。
深谷シティハーフマラソンの10kmの部を完走!フラットコースで走りやすい
⌚ネットタイムは37分00秒
👟シューズはNB Hanzo V2 pic.twitter.com/fio0TJaD4s— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年2月24日
彩の森クロスカントリー(8.2kmの部)
クロスカントリーのレースでも履いてみました。グリップ力があるので、高い安定性が期待できます。
今日の「彩の森クロスカントリー」は #ニューバランス HANZO V2で勝負
ふかふかの芝生やウッドチップでも安定感・反発力あり。地面の感触がビンビン伝わってくる#マラソン #ランニング #シューズ pic.twitter.com/b7ftO8gfZE
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年3月17日
ぎふ清流ハーフマラソン
ハーフマラソンのセカンドベストが出せました!
#ぎふ清流ハーフマラソン の相棒は、ニューバランスのHanzo V2
相変わらず「素直な」シューズ。自分が意図した走りを忠実に再現してくれる。おかげでセカンドベストのタイムが出ました! pic.twitter.com/VA4lsxpytq
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年4月28日
よくある質問
どこで買えますか?
New Balanceの取扱店や公式通販サイト、Amazonなどの通販サイトで購入できます。今回僕は、Amazonで注文しました。
サイズ感はどうですか?
僕は通常どのブランドでも25.5cmを履いていますが、「HANZO V2」も25.5cmでちょうど良くフィットしました。
ワイズは、やや狭い「D」と標準の「2E」の2種類。僕は通常どのブランドでも「標準」か「ワイド」を選びますが、「HANZO V2」は「2E」で十分でした。アッパー部分は伸縮性に優れているので、締め付け感はまったくありません。
まとめ
以上、2018年12月に発売されたNew Balance(ニューバランス)のランニングシューズ「Hanzo V2(ハンゾー V2)」の特徴・評価・耐久性について解説しました。
足の細やかな動きや感覚を鍛えたいランナーにおすすめです!