【On】クラウドブーム|Cloudboom 徹底レビュー

クラウドブーム(Cloudboom)は、2層のCloudTecとカーボンファイバーを搭載したOn史上最速のロード用ランニングシューズ。10〜42.2kmの高速レースで自己ベストを狙いたいランナーにおすすめしたい。ちなみに僕はロングインターバル走やペース走の練習で使うことが多い。

この記事の目次

クラウドブームの特徴

クラウドブームの特徴は以下のとおり。

最大の特徴は、カーボンファイバーを搭載したスピードボードを2層のCloudTecクッションシステムで挟み、On史上最速の走り心地を実現していること。公式サイトでは、「高速レース、10〜42.2kmのロードレース、長距離インターバル」での使用を推奨している。

クラウドブームのスペック

クラウドブームのスペックは以下のとおり。同じくOnの高速ランニングシューズ「クラウドフラッシュ(2020年版)」と比較する。

クラウドブーム クラウドフラッシュ
発売 2020年7月 2020年9月
重さ 225g 210g
ドロップ 9mm 5mm
ミッドソール カーボン製「Speedboard」、2層のCloudTec、フォームクッション カーボン製「Speedboard」、2層のCloudtec
アッパー 超軽量エンジニアードメッシュ シングルメッシュレイヤー
アウトソール ラバーグリップ ラバーグリップ

進化するCloudTec

Onのランニングシューズの特徴は、CloudTec(クラウドテック)呼ばれるデコボコ状のミッドソール。スイス工科大学と共同開発したこの特許技術は、ソフトな着地と爆発的な蹴り出しを実現している。

Onのランニングシューズデビューは「Cloud X」だったが、初めて見たときの衝撃は今でも忘れられない。「こんなので走れるのかな…」と不安に思いましたが、硬すぎず、柔らかすぎない絶妙なクッションニングの虜になった。

2019年7月に発売された「クラウドストラトス」では、On史上初の2層構造のCloudTecを搭載。ハニカム構造によりクッション性がさらに向上した。

そして2020年7月に発売された「クラウドブーム」は、2層構造をさらに進化させ、カーボンファイバーを搭載したスピードボードを上下のCloudTechで挟み込んでいる。CloudTecのクッションニングに、スピードボードが生み出すスピード力を掛け合わせている。

クラウドフラッシュとの違い

クラウドブームもクラウドフラッシュもOn史上最速級のランニングシューズだが、公式サイトによるとクラウドフラッシュは「ロードレース、5km、10km、テンポトレーニング、インターバルトレーニング」での使用を推奨している。つまり、フルマラソンなど長距離レースはクラウドブームのほうが適していると言える。

驚きの軽さ

メンズ25.5cmの重さは実測値で208g。とても軽いので高速レース・スピード走に向いている。

クラウドブームの外観

2層構造のCloudTecをさらに進化させたミッドソール。上部(緑のクッション)と下部(白のクッション)の間に黒板状のスピードボードを挟んでいます。

よく見ると、CloudTecの穴の位置が上下でジグザグになっているのが分かる。

アッパーには前部と左右に超軽量エンジニアードメッシュを採用。網の目が荒く、反対側が透けて見えるほど。

タンは薄く、足の形にピタリとフィットする。アンクルパッドは肌になじむ素材が使われている。

アキレス腱の部分が立体構造になっており、シューズのフィット感・安定感を高めている。

ヒールカップには薄くて柔らかい素材が使われている。外側には「On」のロゴが目立つ。

靴底にはフォアフットとヒール周りにグリップが配置されており、濡れた地面でも滑りにくく、雨の日のランニングでも安心して走れる。


クラウドブームのサイズ感

クラウドブームのサイズ展開は以下のとおり。

普段のランニングシューズ選びでは25.5cmか26.0cmで迷うが、今回は25.5cmを選んだ。それほど窮屈には感じないが、26.0cmのほうが足指まわりに余裕があって良かったと思う。

クラウドブームの耐久性

耐久性に関するレポートは後日、アップデートする。

クラウドブームの評価

クラウドブームを実際に履いてみて気づいたことをまとめていく。

着地は柔やく、しなやか

ダブルのCloudTecのクッショニングにより、着地が柔らかく、衝撃から足を守ってくれる。かと言って柔らかすぎず、しなやかで弾力性がある。カーボンプレート・ファイバーを搭載したシューズの多くは硬い板のように曲がらないが、クラウドブームのスピードボードは結構曲がるのが特徴。

最も快適に走れるペースは4:00/km前後

実際にロードで走ってみた感じでは、4:00/km前後のペースが最も快適に走れた。これならフルマラソンでもサブ3が余裕で狙えそう。4:00/kmを切っても安定性が損なわれず、ロードでのスピード走、インターバル走でも出番が多くなりそう。

雨の日も大丈夫

雨の日にも走ってみたが、アウトソールのラバーのグリップ力がめちゃくちゃ秀逸。濡れた地面でも滑る心配はない。

On クラウドブーム

Onの「クラウドブーム」は、取扱店舗や公式サイト、その他ネット通販サイトで販売している。幅が若干狭いので、足が幅広の人は0.5cm上のサイズも試着することをおすすめする。

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