Storm Racer Jacketレビュー:最軽量の防水シェル

防水仕様だけど軽いアウターシェルが欲しかったのでパタゴニアの「Storm Racer Jacket(ストーム レーサー ジャケット)」を購入した。完全防水ではないものの雨よけの機能を果たし、濡れても快適性が損なわれない。それで重さは170gと羽衣のように軽い。

パタゴニア ストームレーサー ジャケット

この記事の著者:とも(tomo)

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パタゴニア最軽量の防水シェル

今回紹介する「Storm Racer Jacket」は、パタゴニアの防水仕様のアウターシェルの中でも最軽量クラスのもの。主な特徴は以下のとおり。

最大の特徴は、防水性能と快適性を両立させていること。防水性能を高めると素材が重くなったり、ゴワゴワしたり、快適性が失われることが多い。その点「Storm Racer Jacket」は最低限の防水基準はクリアしつつ、170gという軽さと、ストレッチの効く柔軟性を持たせることで、雨の中でも快適な着心地を実現している。

収納は左胸のポケットが1つだけだが、パスポートが余裕で収納できるサイズなので使い勝手が良い。

今回購入したのはメンズのSサイズ。身長170cm、体重60kgの僕にはぴったりのサイズだった。

3段階の防水性能

Storm Racer Jacket」の防水性能は、パタゴニアの独自基準である「3層構造 H2Noパフォーマンス・スタンダード」を満たしている。

参考までに、以下はパタゴニアの防水性能に関する基準だ。「2層構造」「2.5層構造」「3層構造」の3つに分類され、数字が小さい方が防水性能が高い。なので「Storm Racer Jacket」の防水性能は3段階の中で最も低い基準であり、完全防水ではないことに注意したい。

2層構造のH2Noパフォーマンス・スタンダード完全防水性、防風性、透湿性を備えています。撥水性のあるシェル素材に防水性/透湿性のあるメンブレンを貼り合わせ、肌触りも快適なメッシュやハンギング・ライナーを内側に使用しています
2.5層構造のH2Noパフォーマンス・スタンダード防水性、防風性、透湿性を備え、とてもコンパクトに収納できます。撥水性のあるシェル素材に防水性/透湿性のあるメンブレンを貼り合わせ、外側の保護バリヤーは内側に裏地が不要なデザイン。独特の起伏したパターンを使用しているので、防水性バリヤーを摩耗から守りながら水分管理が向上します
3層構造のH2Noパフォーマンス・スタンダード水分を弾くシェル素材と防水性/透湿性メンブレンを超軽量なニットの裏地に貼り合わせ、防水性、防風性と透湿性を提供します。これにより素肌に快適でとてもコンパクトに収納できるため、極限の天候下での長期間の使用に適しています

Storm Racer Jacketの評価

Storm Racer Jacket」は完全防水ではないものの、どれくらい雨水を防げるかが気になる。ここでは実際に雨の中で使ってみて、その防水性能を検証する。

今回は雨の中を35分間ジョギングしてきた。

スタート時の様子。すでに水滴がびっしりだが、完全に雨水を弾いている。

5分後。まだ雨水を弾いているが、スタート時よりも撥水性が落ちてきた。

10分後。アウターシェルの内側はまだサラッとしているが、撥水性が弱まってきている。

15分後。そろそろ内側が湿ってきた。

20分後。内側が湿っているものの、肌にベタッと張り付かないので、身体の動きはスムーズなまま。

25分後。状況は変わらず。ある一定レベルまで水が浸透すると、それ以上は水が入ってこない。

30分後。状況は変わらない。

35分後。内側が湿っているものの、やはり肌にベタッと張り付かないので、着心地は快適。

以上で検証は終了。開始10分で撥水性能が失われ、水を弾かなくなる。それでも肌にベタッと張り付かないので、走りにくさは感じない。

その他気づいた点としては、帽子の部分にわずかながらツバが出ているので、キャップをかぶらなくても雨の中でも下を向いて走れば雨水が顔に当たらない。

パタゴニア ストームレーサー ジャケット