
市民ランナーが「オフシーズン」を計画的に設けるべき理由
→2016年は、フルマラソンに合計4回、ハーフマラソンに合計3回出場しました。これまでレースは多くて年3回ぐらいしか出場していなかったので、ぼくにとってはかなりハードワークな1年でした。
そんな中、Runner’s Worldの記事「オフシーズンが大切な理由」(英語)を読み、休むことも練習のうちなんだということを学びました。
オフシーズンとは
著者のJenny Hadfieldによると、オフシーズンは1年のトレーニング計画の中でも最も重要なフェーズであるといいます。オフシーズンといっても、ただ休むのではなく、レース出場やレースに向けた練習をしないことを指します。
期間は、8週間が目安。
レースに出場すると、自分が思っている以上に疲労が蓄積します。この疲労を時間をかけて抜いてあげるのが、オフシーズンの主な目的です。疲れが完全に抜けきらないと、翌年に持ち越してしまい、2~3年で身体が壊れてしまいます。
自分では気づきにくいからこそ、計画的にオフシーズンを設けることが重要になります。
オフシーズンにやること
ではオフシーズン中は、何をすればいいんでしょう?練習メニューを組まずに、気ままに身体を動かすのが良いそうです。
人それぞれですが、たとえば、
- 30分~60分の軽めのジョギング
- サイクリングや水泳を含むクロス・トレーニング
また、適度に身体を動かすのも大事ですが、
- 生活習慣の見直し
- 食習慣・栄養バランスの見直し
- これまでの練習メニューの見直し
など、過去を振り返り、次のシーズンに向けて備えることも忘れてはいけないといいます。
ぼくのオフシーズンは12月~1月
ちなみに、ぼくの年間のカレンダーはこんな感じです。
- 12月~1月:オフシーズン
- 2月~4月:練習期間
- 5月~6月:第1ピーキング
- 7月~9月:練習期間
- 10月~11月:第2ピーキング
フルマラソンで自己ベストを狙うのは、第1・第2ピーキングのみ。練習期間中もフルやハーフは走りますが、タイムは狙わずに練習の一環として走る感じです。メリハリをつけていかないと、バーンアウトしたり、故障したりしますからね。
ということで、来月からオフシーズンに入ります!今週末は軽めのジョギングで疲れをほぐし、来週末は余裕があれば、日帰り旅ランに出かけようと思います。