2020年に僕が買ったランニングシューズ12足。おすすめは「ペガサス 37」

当ブログでは新作・話題のランニングシューズをいち早く入手し、練習やレースで実際に履いてみた感想を紹介している。どれも自分が直感的に「欲しい!」と思ったランニングシューズばかり。自腹で購入しているので忖度なしの評価ができる。ここでは、2019年12月〜2020年11月に購入した12足のランニングシューズを紹介したい(購入した順)。

ナイキ インフィニティ ラン

2020年に初めて買ったシューズは、ナイキのリアクト インフィニティ ラン フライニット(React Infinity Run Flyknit)。その名のとおり永遠(infinity)に走る(run)ことができ、特に長距離での安定感が素晴らしく、疲れが出てきてもフォームがぶれないのが特徴だ。

アッパーには進化したFlyknit(フライニット)を採用。伸縮性に優れたニット(=編み物)素材を足首の周りにだけ使うことで着脱のしやすさは変わらず。フォアフットやカカト周りには強度のある素材を使い分けることで耐久性を高めている。

5:00/km〜6:00/kmのジョギングで出番が多く、初心者からベテランまで幅広い層のランナーにおすすめの1足。

ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット




アシックス エボライド

アシックスの2020年春の新作シューズ、エボライド(Evoride)は走行効率をとことんまで追求したフラグシップモデル「メタライド」の軽量版。身体の重心を前に傾けるだけで足が自然と動き出すのが特徴だ。

履き心地は足全体を優しく包み込むという感じで、着地は柔らかめ。カックンカックンするメタライドが苦手な人は、エボライドの優しさに惚れ込むと思う。

4:00/km〜6:00/kmのランで出番が多く、スピード走からジョギングまで守備範囲の広い1足。

ASICS EvoRide




ナイキ ペガサス 37

前モデルからクッショニングを大幅にアップデートした、ナイキのエア ズーム ペガサス 37(Air Zoom Pegasus 37)。ペガサスシリーズはナイキ史上最も売れているランニングシューズであり、僕はペガサス 34から毎年欠かさずに買い続けている。

ミッドソールに「React foam」を採用し、「Air Zoom」クッションをフォアフットに寄せて厚さを倍増。反発性が高まり、高速ペースも快適に走れる。

4:00/km〜6:00/kmのランで出番が多く、幅広いペースはもちろん、中距離から長距離までそつなくこなせる万能シューズだ。

ナイキ エア ズーム ペガサス37




アシックス メタレーサー

アシックス初のカーボンプレート内蔵シューズが発売されると聞き、発売日当日にメタレーサー(Metaracer)を注文した。アシックスを愛用しているランナーにとっては、待ちに待ったハイスピードモデルの誕生。

爪先にかけてソールが上に反り上がる構造が特徴のガイドソールテクノロジーにカーボンプレートを搭載することで、爆発的な推進力と軽量性を両立。しかも水に強い設計なので、雨天でもその性能が損なわれることはない。

3:30/km〜4:30/kmのランで出番が多く、雨でもガシガシ使っている。

アシックス メタレーサー




サッカニー エンドルフィン プロ

サッカニー初のカーボンプレート搭載のシューズ、エンドルフィン プロ(Endorphin Pro)が発売されると知り、こちらも発売日当日に予約注文を入れた。サッカニーのシューズを履くのはこれが初めて。

「PWRRUN PB」と呼ばれる新開発のミッドソールは、発泡スチロールのように軽い。そのおかげでメンズ25.5cmでも200gを切る軽さだ。

3:30/km〜4:00/kmのペース走やロングインターバルで出番が多い。

サッカニー エンドルフィン プロ




ホカオネオネ クリフトンエッジ

ホカオネオネのクリフトンエッジ(Clifton Edge)は正直、買うか買うまいか買うか悩んだシューズ。僕が愛用するクリフトン・シリーズのスピンオフモデル的な位置付けで、カカトに突起(エッジ)があるのが特徴だ。

それでも結局買ったのは、かかとの部分の面積を広げて着地を和らげ、スムースなヒールストライクを実現するコンセプトに惹かれたから。びっくりするほど分厚いクッションのおかげで、長時間ロードを走っても疲れない。

5:00/km〜6:00/kmの長距離走で出番が多い1足。

ホカオネオネ クリフトンエッジ




On クラウドストラトス

OnのクラウドXがボロボロになってしまったので、代わりにクラウドストラトス(Cloud Stratus)を購入した。On史上初の2層構造のCloudTecを搭載したことでクッション性が向上している。

アッパーも2層構造になっており、ベースには柔らかいネットのようなメッシュ素材。それを覆う形で耐久性に優れた素材が左右非対称で配置されている。これが足を優しく包み込むようなフィット感を生み出している。

5:00/km〜6:00/kmのジョギングで出番の多い1足。剛性があり、トレイルランニングにも使える。

On クラウドストラトス




On クラウドブーム

クラウドブーム(Cloud Boom)は、カーボンファイバーを搭載したスピードボードを2層のCloudTecクッションシステムで挟み、On史上最速の走り心地を実現。高速レースやスピード走におすすめのモデルだ。

カーボンプレート・ファイバーを搭載したシューズの多くは板のように曲がらないものが多いが、クラウドブームのスピードボードはしなやかで弾力性がある。

3:30/km〜4:30/kmのペース走やロングインターバルで出番の多い1足。

On クラウドブーム




ホカオネオネ クリフトン 7

ホカオネオネのクリフトン・シリーズは、クリフトン5(第5世代)から毎年買っている。クリフトン 7(Clifton)も発売日当日に注文した。分厚いクッションのおかげでロードでの長距離走でもまったく疲れず、練習で20km〜30km走る時は、ほぼクリフトンを履いている。

前作のクリフトン 6からシューレース(紐)のシステムが改良され、フィット感が劇的に向上している。またミッドソールの反発力が増したことでスピードがさらに出しやすくなった。

ホカオネオネ クリフトン 7




ナイキ テンポ ネクスト%

毎年、1足くらいはランニングシューズで冒険しようと心掛けている。要するに、自分の常識では買わないシューズをあえて買ってみるということだ。今年はナイキのエア ズーム テンポ ネクスト% フライイーズで冒険してみた。

最大の特徴は、フォアフット(前足部)に「エア ズーム ポッド」を搭載し、優れたエネルギーリターン率を実現していること。それだけなら「買いたい」と思うのだが、少し躊躇してしまうのが「フライイーズ」と呼ばれるシューレースのシステム。結んで締めるのではなく、引っ張って締めるというのは新しいが、好みは分かれると思う。

実際に履いてみると、スピード感覚がバグるほどスピードが出る。4:30/kmで走っていると思ったら、実際には4:00/kmで走っていた。

ナイキ エア ズーム テンポ ネクスト%




ミズノ ウエーブライダー 24

ミズノはもともと好きで、レース用にウエーブエンペラー 3を履いていた。その流れで2019年にウエーブライダー 23を購入して虜になり、ウエーブライダー 24の発売日に予約を入れた。

前モデルに比べて足首周りのフィット感が向上。また新開発素材「ミズノエナジー」を採用することでエナジーリターンも改善している。スピードも出しやすくなった。

4:30/km〜6:00/kmの長距離走で出番の多い1足。

ミズノ ウェーブライダー 24




ニューバランス フューエルセル RC エリート

ニューバランスは「Hanzo V2」のファンだが、2020年新作のフューエルセル RC エリート(FuelCell RC ELITE)も中々の傑作だと思う。カーボンファイバープレートを内蔵したミッドソールはレスポンスが非常に良く、楽にスピードが出せるのが特徴だ。

足首周りのアンクルパッドやシューレースの穴など細部に工夫が施されてりおり、絶妙なフィット感を実現している。

3:30/km〜4:30/kmのペース走やインターバル走で出番の多い1足。

フューエルセル RC エリート」は、ニューバランスの取扱店や公式オンラインストアの他、Amazonや楽天などのネット通販で販売しています。

FUEL CELL RACER ELITE (フューエルセル レーサーエリート)




おすすめは「ペガサス 37」

今回紹介した12足の中で、ひとつだけ選ぶとしたらナイキの「ペガサス 37」を挙げる。欠点がないほど完成度が高く、初心者からベテランまでに自信を持っておすすめできる1足。こんな素晴らしいシューズが、実勢価格で1万円を切ることもあるから驚きだ。