
幸手市さくらマラソン【ブログレポート】幸手権現堂桜堤のお花見ラン
→2019年4月7日に埼玉県幸手市で開催された「幸手市さくらマラソン」の10マイルの部に参加してきました。
桜回廊が埼玉一美しいと評判の幸手権現堂を始め、満開の桜のトンネルを駆け抜ける素晴らしいコースでした。
実際にレースに参加した体験をもとに、「幸手市さくらマラソン」の魅力・コース・会場アクセスなど、ランナーに役立つ情報をお届けします。
ちなみに「幸手」は、「さって」と読みます。今回僕も初めて正しい読み方を知りました!
大会の魅力
僕はもともと「幸手市さくらマラソン」の存在を知りませんでした。
今回参加してみようと思ったのは、埼玉マラソングランドスラムの対象大会だから。2018年シーズン(2018年10月〜2019年6月)は、合計160km分のレースに参加して「ロードレースマスター」を目指してします。
実際に参加した感想としては、もっと多くのランナーに「幸手市さくらマラソン」を知って欲しいということ。こんな素晴らしい大会を走らないなんて、もったいない!
「幸手市さくらマラソン」の唯一無地の魅力は、大会名にもある「桜」です。
桜のトンネルが圧巻!
これまで「桜マラソン」は何度か参加したことがありますが、ここは別格。特にコースの一部(2〜3km地点)にある「幸手権現堂」は、桜回廊が埼玉一美しいと評判の桜の名所です。ちょうど「桜まつり」の開催時期でもあります。
幸手権現堂の他にも、行幸湖の湖畔や幸手総合公園〜宇和田公園の桜並木は、「これでもか!」というほどの桜のオンパレード。走り終えた頃には、世の中がピンク色に見えると言っても過言ではありません。
開花のタイミングにもよると思いますが、今年はレース当日がちょうど満開。最高の状態で「お花見ラン」が楽しめました!
動画レポート
「幸手市さくらマラソン」を走っている様子を3分間の動画にまとめました。
コース
今回参加したのは、10マイルの部。1マイルは1.6kmなので、走行距離は16kmになります。
会場のある幸手総合公園からスタートし、上吉羽中央公園、幸手権現堂、行幸湖の桜を愛でながら走ります。再び幸手総合公園まで戻ると、そこから宇和田公園に向かって桜のトンネルを駆け抜け、途中で住宅街をぐるりと周回します。最後は宇和田公園から幸手総合公園まで桜のトンネルを走ります。
以下は公式サイトより。
アップダウンは、幸手権現堂で少しだけ起伏がある程度で、ほぼフラットなコースです。
以下はストラバのアクティビティです。クリックするとコース・高低差の詳細が確認できます。
会場アクセス
最寄駅から会場までは距離が離れていますが、駅から無料シャトルが運行しており、移動はとてもスムーズでした。
最寄駅は「東武日光線・幸手駅」
最寄駅は幸手駅です。東京方面からだと、東京メトロ半蔵門線直通の東武日光線で一本で行けます。都内からだと所要時間は1時間〜1時間半でしょうか。
僕は大宮駅から向かい、春日部駅で乗り換えました。
いつもJRばかり利用する大宮駅だけど、今日は東武野田線へ
クレヨンしんちゃんの故郷、春日部で乗り換え🚋#幸手市さくらマラソン pic.twitter.com/JidGZ5eunV
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年4月6日
会場は「幸手総合公園」
「幸手市さくらマラソン」の会場は、幸手総合公園にあります。スタートは幸手総合公園から少し離れた場所。ゴールは幸手総合公園の陸上グラウンドです。
幸手総合公園は幸手駅から徒歩60分。歩いて行くにはキツいですね。自動車だと、圏央道幸手ICから10分。
幸手総合公園
〒340-0123 埼玉県幸手市木立1779−1
無料シャトルバスで15分
幸手駅からは無料のシャトルバスが運行しています。乗車時間は15分ほど。
「桜まつり」用の臨時バスも運行しており、間違えてそちらに乗ると「幸手権現堂」へ行ってしまうので注意が必要です。
また、無料シャトルの停車場所が、会場から1kmほど離れており、ウカウカしているとスタートに間に合わなくなります。
荷物
荷物は体育館に置く
荷物は体育館の中に置いていきます。床一面にビニールシートが敷いてあり、土足のまま上がれるので便利でした。ただ、体育館が小さいので空きスペースを探すのがひと苦労です。一応、監視員のようなスタッフが常駐していました。
貴重品預け入れは別途あり
今回は利用しませんでしたが、体育館の隣に貴重品預け入れのコーナーもありました。
実戦レポート
ここからは、実際のレースの様子をレポートします。
スタートブロック
スタート15分前に、ランナーがスタートブロックに整列を始めます。スタートブロックは目標タイムごとに分かれており、ナンバーカードに印字されているアルファベットを見ればわかります。
僕は先頭から二番目のブロック「B」でした。目標タイムは60〜70分。ちなみに、スタート時のロスタイムは7秒でした。
スタート〜9km
スタート直後は「上吉羽中央公園」の桜トンネルの中を駆け抜けていきます。道幅が広くないので、1kmまでは混雑していました。
2kmを過ぎたあたりで桜の名所「幸手権現堂」に入ります。ここだけ道幅が狭く、起伏があります。「桜まつり」に来られた観光客の熱い声援に囲まれながら、満開の桜の下を駆け抜けていきます。
それから「行幸湖」をぐるりと一周します。湖畔の桜並木も見応えがありました。
再び「幸手権現堂」に戻りますが、少し離れた場所から桜回廊と菜の花を見ながら走ります。色んな角度から楽しめるように工夫されていますね!
9km〜ゴール
幸手総合公園まで戻ると、そのまま直進して宇和田公園方面へ走っていきます。幸手総合公園〜宇和田公園は桜のトンネルになっていて、幸手権現堂とは違った良さがありました。
途中で住宅街に入り、ラスト2kmは宇和田公園から幸手総合公園まで桜のトンネルの中を走ります。最後は幸手総合公園の陸上グラウンドでフィニッシュです。
結果
結果は、ネットタイムが1時間2分18秒、グロスタイムが1時間2分25秒でした。平均ペースは3’53/km。
目標は4’00/kmを切ることでしたので、悪くない結果です。ただ、60分を切れたら良かったなと思いました。
#幸手市さくらマラソン の10マイル(16km)を完走!ネットタイム1時間2分18秒
桜回廊が埼玉一美しいと評判の #幸手権現堂 を始め、満開の桜のトンネルを駆け抜けるコース
キツかったけど、桜に癒されました🌸 pic.twitter.com/8WWJNfW8rq
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年4月7日
参加賞・グルメ
参加賞は、ウエストポーチとアクエリアス(500ml)でした。記録証もその場で発行してくれました。
無料の食事券などはありません。本日のご褒美グルメとして、200円の豚汁をいただきました。豚肉の代わりに、豚のモツが入っていて、とても美味しかったです!レースの後は、こういう温かい汁物が身に沁みます。
さいごに
埼玉マラソングランドスラムをやっていなかったら、「幸手市さくらマラソン」と出会わなかったかもしれません。こんな素晴らしいマラソン大会を知らないなんて…。無知って怖いなと思いました。