
ワールドマラソンメジャーズ(世界6大マラソン)制覇のまとめ
→2016年から、ワールドマラソンメジャーズ制覇を目指しています。
ワールドマラソンメジャーズとは?
ワールドマラソンメジャーズ(World Marathon Majors)は、世界最高峰のマラソン大会シリーズ。以下の6大会から構成され、「世界6大マラソン」とも呼ばれています。
- 東京マラソン(日本・3月)
- ボストンマラソン(米国・4月)
- ロンドンマラソン(英国・4月)
- ベルリンマラソン(ドイツ・9月)
- シカゴマラソン(米国・10月)
- ニューヨークシティマラソン(米国・11月)
いずれも、世界トップレベルのマラソン大会ばかり。これらの大会で優勝することは、五輪や世界陸上のマラソン金メダルと同等と言っても過言ではないでしょう。
2019年2月時点では、マラソン男子の世界記録は「ベルリンマラソン」、マラソン女子の世界記録は「ロンドンマラソン」で作られています。
チャンピオンシリーズ
エリートランナーに関しては、ワールドマラソンメジャーズに五輪と世界陸上のマラソン競技を加えた8レースで獲得ポイントを競い合う「チャンピオンシリーズ」の制度があります。
対象レースで1〜5位に入賞すると、以下のポイント数が獲得できます。
- 1位:25ポイント
- 2位:16ポイント
- 3位:9ポイント
- 4位:4ポイント
- 5位:1ポイント
シリーズ12
期間は「ベルリンマラソン2018」から「ベルリンマラソン2019」まで。
現在の順位はワールドマラソンメジャーズ公式サイトで確認できます。
「シカゴマラソン2018」で日本記録を塗り替えた大迫傑さんは、2019年2月時点で総合9位(タイ)です。
シリーズ11
期間は「ロンドンマラソン2017」から「ロンドンマラソン2018」まで。マラソン男子はエリウド・キプチョゲ、マラソン女子はメアリー・ケイタニーが総合優勝に輝いています。
Congrats to the Abbott World Marathon Majors Series XI champs! We’re proud to help support the charity of their choice and look forward to Series XII. #AbbottWMM pic.twitter.com/hidUHT4Rd1
— Abbott (@AbbottNews) 2018年4月24日
「ボストンマラソン2018」で優勝した川内優輝さんが総合3位、「東京マラソン2018」で2位だった設楽悠太さんは総合14位にランクインしています。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
Six Star Finisherの称号
一般の市民ランナーに関しては、ワールドマラソンメジャーズの6大会をすべて制覇(完走)すると、Six Star Finisher(6大マラソン完走者)の称号とメダルがもらえます。
つまり、ワールドマラソンメジャーズ制覇=Six Star Finishersになることです。僕はこれを目指しています。
ワールドマラソンメジャーズの公式ツイッターでは、Six Star Finisherになったランナーを紹介しています。
📸 UPDATE | We are awaiting the images from Sunday’s #SixStarMedal tents and will post a gallery on our Facebook when they are made available to us. #AbbottWMM pic.twitter.com/6DypKFjBgE
— Abbott WMMajors (@WMMajors) 2019年3月6日
It’s our favorite kind of #MedalMonday! A big warm welcome to all those who joined the #SixStarFinisher family @tokyo42195_org yesterday! #AbbottWMM 🏅 pic.twitter.com/B2x3jXfWXP
— Abbott WMMajors (@WMMajors) 2019年3月3日
なお、ワールドマラソンメジャーズのEXPO会場には、Six Star Finisherを啓蒙するためのブースが設けられています。以下は「東京マラソン2019」のEXPO会場の様子です。
ワールドマラソンメジャーズ制覇の記録
さて、ここからはワールドマラソンメジャーズ制覇に向けた僕の活動記録をご紹介します。
1. シカゴマラソン(2017)
シカゴマラソンは、毎年10月にアメリカのイリノイ州シカゴで開催。6大会の中で抽選倍率が最も低く、コースもフラットなので参加しやすいのが特徴です。
僕は「シカゴマラソン2017」の一般エントリー枠に応募し、運よく当選しました。
シカゴマラソンのブログレポートを読む
2. 東京マラソン(2018/2019)
東京マラソンは、日本の首都東京で開催。6大マラソンの中では最も歴史が浅い。2017年からは高速フラットコースに生まれ変わり、世界トップレベルのタイムが狙えるように成りました。2018年には設楽悠太さんがマラソン男子日本記録を更新。
僕は「東京マラソン2018」のチャリティーラン枠で出走権を獲得しました。また「東京マラソン2019」は、仕事のご縁でスポンサー枠で走らせていただくことができました。
#東京マラソン2019 で念願のサブ3達成!やったー🎉
ハーフ地点まではサブ3ペーサーに張り付き、その後追い抜いて勝負に出た。30km以降は腕降りを意識して苦しみに耐え、ラスト2kmは気合いで
参加された皆様お疲れ様でした。応援頂いた方、大会関係者の皆様有難うございました! pic.twitter.com/FoGoNgAsl3
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年3月3日
3. ベルリンマラソン(2018)
ベルリンマラソンは、毎年9月にドイツの首都ベルリンで開催。世界記録が出しやすい「高速フラットコース」が有名です。2018年には、エリウド・キプチョゲが2時間1分39秒でマラソン男子世界記録を樹立しました。
僕は「ベルリンマラソン2018」の一般エントリー枠に応募し、運よく当選しました。
ベルリンマラソン完走しました!タイムは2時間7分44秒(ネット)。自己ベストを3分近く更新できました。
応援いただいた皆様ありがとうございます。#ベルリンマラソン #Berlin42 pic.twitter.com/vd5WExrOxv
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2018年9月16日
4. ニューヨークシティマラソン(2019予定)
ニューヨークシティマラソンは、毎年11月にアメリカのニューヨーク州ニューヨークで開催。毎年5万人以上が参加する世界最大規模のマラソン大会です。
僕は「ニューヨークシティマラソン2019」の参加資格認定者枠(Time Qualifier)で出走権を獲得しました。これは、基準タイムをクリアすると、出走権が得られる参加保証型のエントリー枠です。
参加資格が認定されるには、記録証(またはそれが確認できる公式URL)の提出が求められます。
ちなみに僕は、2018年11月に参加した「上尾シティマラソン」で参加資格をクリアしました。ニューヨークシティマラソンが、日本語で書かれた記録証を受け付けてくれるか不安でしたが、ダメ元で申請したら、ちゃんと認定してもらえました!
ニューヨークシティマラソン 2019の出走権ゲット✨
昨年の「上尾シティ」で参加保証枠エントリーの基準タイムはクリア。でも記録証は日本語。どうしたらアメリカ人に記録認定をしてもらえるか?
僕の場合、英文翻訳+翻訳証明書+パスポートのコピーで無事に受理されましたhttps://t.co/44cCJOA56P
— とも✈️マラソンブロガー (@tomorunblog) 2019年1月21日
申請方法の詳細はこちらの記事にまとめています。
5. ボストンマラソン(未定)
ボストンマラソンは、毎年4月にアメリカのマサチューセッツ州ボストンで開催。世界最古(1897年)かつ参加資格の基準が高い(男子だとサブ3前後)ため、6大会の中でも別格の存在です。2013年にゴール会場で爆発テロ事件が発生。2018年には、悪天候の中、川内優輝さんが優勝して注目を集めました。
現時点では参加未定。
6. ロンドンマラソン(未定)
ロンドンマラソンは、毎年4月イギリスの首都ロンドンで開催。毎年40万人近いエントリー数があり、名実とともに世界一人気のマラソン大会です。2003年にポーラ・ラドクリフが樹立したマラソン女子世界記録の2時間15分25秒は未だに破られていません。
現時点では参加未定。