
シドニー(Sydney)のおすすめランニングコース
→オーストラリア東海岸の都市シドニーは、豊かな自然が楽しめるランニングコースに恵まれています。中でも、ダーリングハーバーから王立植物園に続くベイエリアがおすすめです。
この記事では、シドニー(Sydney)のおすすめのランニングコースを紹介します。
シドニーのベイサイドをぐるりと走ってきました
ダーリングハーバー→バランガルー保護地区→ハーバーブリッジ→ロックス→オペラハウス→ロイヤル植物園
わずか8km、1時間でこれだけ観光できるのは旅ランの強み pic.twitter.com/BJ2fd5c5jU
— tomo✈︎マラソンブロガー (@tomorunblog) May 12, 2019
- ダーリングハーバー(Darling Harbour)
- バランガルー保護区(Barangaroo Reserve)
- ピア(Pier)
- ハーバーブリッジ(Harbour Bridge)
- ザ・ロックス(The Rocks)
- シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)
- 王立植物園(The Royal Botanic Garden)
- ハイドパーク(Hyde Park)
- センテニアルパーク(Centennial Park)
ダーリングハーバー(Darling Harbour)
かつては倉庫街があり、今はお洒落なベイサイドタウンに生まれ変わった「ダーリングハーバー」。周辺には、水族館やレストランなどがあり、観光客で賑わいます。
この日は日曜日の午後だったので、大勢の人で溢れかえっていました。そして、カモメもたくさんいました!日中は人が多いので、走るなら朝がおすすめですね。
ベイサイドはペデストリアンデッキ(歩道)になっており、海風を浴びながらランニングが楽しめます。
バランガルー保護区(Barangaroo Reserve)
ダーリングハーバーを北上すると、工事中のエリアを通過し、バランガルー保護区というエリアに入ります。緑豊かな公園があるエリアで、海沿いからの景色が最高です。
土で固められたダートコースを進んでいくと、突如としてハーバーブリッジが姿を現します。これには感動しました。
ピア(Pier)
バランガルー保護区からシドニー・オペラハウスに向かう途中に、ピアと呼ばれる大桟橋のあるエリアを通過します。
昔使われていた倉庫が今でも残っており、オシャレなカフェやレストラン、ショップに生まれ変わっています。
ハーバーブリッジ(Harbour Bridge)
バランガルー保護区からチラリと見えた、「ハーバーブリッジ」の下を通過。真下から見ると、その大きさに圧倒されます。
シドニーといえば、世界遺産のシドニー・オペラハウスと、このハーバーブリッジがいつもセットで紹介されています。ハーバーブリッジの下から見えるオペラハウスもまた素敵です。
毎年9月に開催される「シドニーマラソン」では、スタート直後にハーバーブリッジを横断します。
この日だけ、ランナーのために「レインボーブリッジ封鎖」ならぬ「ハーバーブリッジ封鎖」が実施されます。
ザ・ロックス(The Rocks)
ピアの倉庫街とひと味違う倉庫街が「ザ・ロックス」というエリア。こちらは石造りの倉庫が多いですね。歴史的な建造物が多く残るエリアには、オシャレなショップやレストランが軒を連ねています。
シドニー・オペラハウス(Sydney Opera House)
シドニーのシンボルといえばシドニー・オペラハウス!ユネスコ世界遺産にも登録されています。
シドニー・オペラハウス周辺は広場になっているので、建物のまわりを1周してみました。こちらは広場の先端から眺めた様子。
ハーバーブリッジも良く見えます!
オペラハウスの西側にはシドニー中心部の超高層ビル群と豪華客船が見えました。ちょうどこのあたりが「シドニーマラソン」のゴールになります。
こちらがオペラハウスの屋根のズームアップ写真です。なんと、ホワイトとベージュのタイルで出来ていたんですね!オペラハウスの屋根には、スウェーデン製の特注タイルが約100万個も使われているそうです。
王立植物園(The Royal Botanic Garden)
シドニー中心部の東側に位置する「王立植物園」は、市民の憩いの場であり、ハーバーブリッジとシドニー・オペラハウスの絶景ポイントとして観光客にも人気のスポットです。
ランニングにおすすめなのが、シドニー湾(Sydney Harbor)沿いのコース。シドニーの二大観光名所のハーバーブリッジとシドニー・オペラハウスの変わりゆく姿を見ながら走れます!
植物園なので、園内には日本では見かけない変わった植物をよく見かけます。もともと直立していたそうですが、2008年に自重に耐えきれず、傾いてしまったそうです。もとに戻そうとするとバキっと折れてしまうので、そのままにしているのだとか。
こちらはシダの栽培園。1924年開園と歴史が古いですね。
こんな変わったオブジェも見つけました!
こちらは植物園の北側に位置する総督官邸。
園内にはこんな乗り物も走っていました。
王立植物園はとにかく広大で見どころが沢山あるので、走っていても飽きません。
ハイドパーク(Hyde Park)
シドニーの中心部に「ハイドパーク」というオーストラリア最古の公園があります。南北に分かれていて、2つ合わせて外周が2km弱。小さな公園ですが、オーストラリアの歴史を肌で感じられる素敵な公園です。
こちらはハイドパーク園内の様子。ちょうど結婚式を迎えたカップルが記念撮影をしていました。
園内の中心に立つのは、キャプテン・クックことジェームス・クックの銅像。土台には「この地(オーストラリア)を発見した者」と書かれていました。
ハイドパークの東側を走っていると、道路を挟んでシドニー・セント・メアリー大聖堂(St Mary’s Cathedral)が姿を現します。1788年設立。オーストラリアのカトリックの中心であり、歴代のシドニー大司教がいるところです。
ゴシック様式のその風貌は、ロンドンのウェストミンスター寺院を彷彿させます。
ハイドパークの北側にはイギリスにまつわるモノが多いですが、南側には戦争にまつわるモニュメントが点在しています。
こちらは、巨大な銃弾。2015年に落成されたこちらのモニュメントは、オーストラリア原住民(アボリジニー)のオーストラリア軍へ貢献を称えるものでした。
こちらは、アンザック戦争記念碑(Australian and New Zealand Army Corps War Memorial)。オーストラリア・ニュージーランド軍の第一次世界大戦での貢献を称える記念碑です。アンザック(ANZAC)とはオーストラリア・ニュージーランド軍の略語。
第一次世界大戦では、オーストラリアとニュージーランドはイギリスと共に連合軍の一員としてドイツと戦いました。当時のドイツはマーシャル諸島など南太平洋に植民地を持っていたため、アンザックの存在はドイツ軍にとって脅威となりました。
ハイドパークは規模は小さいですが、オーストラリアの歴史がぎゅっと濃縮された素敵な公園です。
センテニアルパーク(Centennial Park)
センテニアルパークはシドニー中心部から南東5kmの場所にある広大な公園です。《シドニーマラソン》のコースの一部(12km〜21km)でもあり、今回はレースを走りがてら写真を撮ってきました。
園内はとにかく広い!青々とした芝生が延々と広がっています。日本ではあまり見かけない植物や樹木もよく見かけました。
大きな池もありました。
まとめ
以上、シドニー(Sydney)のおすすめのランニングコースを紹介しました。
オーストラリア東海岸の都市シドニーは、豊かな自然が楽しめるランニングコースに恵まれています。中でも、ダーリングハーバーから王立植物園に続くベイエリアがおすすめです。